梅雨のレシピ その弐 惚れる♪

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みなさま こんにちは。

微妙に中途半端な梅雨の時期が続いていますが、いかがお過ごしですか。

6月の満月は、1年のうちで一番地球との距離が近いスーパームーンだったこともあり、感情的な波や鬱屈した感じに出たり、身体のめぐりが悪くなったりして不調に出ている方も多いようです。

私の梅雨の時期のもうひとつのオススメ処方箋は、「惚れる」♪です。

好きとか嫌いとか、恋や愛といった次元を一気に通り越して、心底 「惚れたぜ」の状態です。

その人の人生、生きてきた深みや生き方そのもの、もっている宇宙に、まるごと、理屈抜きで全身で恋することが、平凡だった毎日を活き活きと輝かせる魔法なのは、古今東西普遍の法則ですが、その対象は、人とは限りません。

芸術やスポーツ、作家や俳優、場所でも自然でも、何かに「惚れている」時の脳やホルモンの状態が、ストレスに対する耐性を上げ、心身をみずみずしく保つことは科学的にも証明されていますが、科学の証明を待つまでもなく、みなさん体験済みですよね。

私の場合は、不定期に、でも6月は比較的高い割合で、様々なジャンルのアーティストや作家、映画監督、科学者の研究テーマなどに惚れる季節です。

一旦惚れたら、とにかくひたすらその世界観を知りたくて、作品を濫読・濫聴したり、気に入った作品を空で覚えられるまで、その世界にどっぷり浸ります。(以前、オーストラリアの作家のワークショップに参加して、彼の本の内容について質問したら、ご本人がその記述を忘れていて、お互いバツの悪い思いをしたほど(笑))

新しい世界観や宇宙が、私の宇宙とつながって、一気に新しい風景が広がっていく感覚。

理屈抜きでぞくぞく、ざわざわ、魂が揺さぶられる感覚。

うっとりしみじみ、がっぷりと抜き差しならないくらい近づいて、時には反発して距離をとって、気づけば前より密接に近づいて・・・まるでタンゴを踊っているよう(笑)。

ちなみに、最近の 「惚れちゃった」は、まさに、タンゴの世界。情熱大陸などでお馴染みの小松亮太やCoba、ピアソラのCDを、これまた私が惚れている友人のOさんが貸してくれたのをきっかけに、バンドネオンの熱く、切なく、胸の奥の情熱を掻き立てられる風のような音色に、岡惚れです(笑)

夏が訪れそうで訪れない、嵐の前触れのような、そして、どこか情熱が心にくすぶっているような今の季節にぴったりで、朝から晩まで、めくるめくアコーディオン、バンドネオンの世界に、どっぷりと浸かっています♪今日も、小松亮太&タンギスツの「ラ・トランペーラ~うそつき女」に収録されているバージョンの“情熱大陸”に、萌えていました(笑)

ラ・トランペーラ~うそつき女 ラ・トランペーラ~うそつき女
小松亮太
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私の場合は 「ちょっとやそっとで、この気持ちは揺らがないぜ、毒を食らわば皿まで食らうぜ」 みたいな、男前な惚れ方をしてしまうのですが(笑)、身の周りの気になること、なんとなく惹かれるもの、人、アート、自分以外の宇宙につながって、知的に恋をすることは、この陰鬱な季節にぴったりの処方箋かもしれません。

いのち短し 恋せよ 乙女♪

人生にたくさんの「惚れてる」コレクションを増やして、毎日を活き活き過してまいりましょう(*^^*)

ALOHA

 

 

 

 

 

 

 

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