みなさま こんにちは。
とおっても久しぶりの更新です(笑)♪
一昨日から、産後のハーバルケア ユーファイの7日間コースが始まりました。
今回は、4人目の赤ちゃんをご出産後のお母さんのユーファイ。3人目の時に続いて2回目のユーファイです。
1日3.5時間、施術はもちろん、ゆったりお休みいただく時間の合間に子育てのあれこれについてのおしゃべり、授乳タイム、赤ちゃんのケアなどをしながら過すのですが、この言葉に出来ない、幸せALOHA時間を過ごす中で、今回気づきつつあることがあります。
大げさに言うと、ロミロミやユーファイなどを通して自分がしている活動の意味が、感覚的につかめてきている感じなのです。
とても信頼を寄せる先生に、野口整体のご指導を受け始めて約1年が経ちますが、その深い世界に魅了されつつも、自分のしているハーバルケアやロミロミとの相違点や共通点、それぞれどの角度から身体を眺めているのか、じっと静かに考え続けています。
もちろん、漠然と両方をまるごと理解したり、その違いはそのままでいいところだけを取り入れることもできるのでしょうが、私の性格もあり(笑)、少なくとも自分の中では、それぞれについての私なりの理解と定義をする必要を感じたのです。
身体の根本的な要求、動きの癖や潜在的な力を大切にしながら、自発的に生き生きと生を全うすることを目指す野口整体は、私から見るとちょっと男性的(少し乱暴な言い方ですが)。ちょうど、人生の航路を、その全体図を描き、未来を見ながら進んでいく逞しい父性を感じます。
一方、マッサージやこうした伝統的なハーバルケアは、どちらかというと、今、ここにある全てを受容して、一緒に過去と向き合いながら、身体の中の生命力が再び芽吹いて戻ってくるのを共に待っている感じで、慈母的な感じです。
その両方の世界を行ったりきたりしながらすごした1年は、時にちょっと混乱し、時にしんどくもあり(ブログの更新もすっかり止ってしまい(笑))・・・でも大切な心の旅になりました。
そして、迎えた今回のユーファイ。
その時間の中で、自分がロミロミやハーバルケアを女性の皆さんに施術し続けているのは、いのちの文脈に繋がりなおすこと、円環しながら連綿と続いていくいのちの環の中に生きることを、身体の感覚を通して思い出すための後押しをしているんだなということが、自然にふっと理解できたのです。
ハーブの香りの中で、安心しきって体を横たえている、本当に美しいお母さん達。その隣で安心して寝ている生まれたての赤ちゃん達。ハーブの香りやタイの伝統医療の技術が、まるでご先祖様の手のように、見えないいのちの縦糸と横糸を優しく、でも強くしっかりと結んでいきます。
そして、私にとっても、施術を通してそのいのちの糸で織られた布にしっかりつかまり、そこに自分の糸を織り込みながら生きていることを体で理解できる時間です。
女性たちには、理性や理論、技術や科学を超えた、こんないのちの時間が必要なのかもしれない、ちょうど私たちの遠い祖先が、気の遠くなるような長い時間、そうしていのちをつないできたように・・・。そんなことを感じて、ほうっと幸せなため息をつきます。
今回のユーファイも、私にとって、とても大きなギフトをくれるユーファイです。あと4日間が楽しみです。
ALOHA MAHALO