こころうた アン・サリー VIDEOARTS MUSIC( C)(M) 2007-07-18 |
大好きなアン・サリーのアルバムの中でも、数珠玉の作品がつまったアルバムです。
彗星のように現れ、その深く優しい歌声、新しい旋律なのになぜか懐かしいメロディーで、多くの人の心を捉えたアン・サリーは、現役のお医者様であり、2児の母でもあります。
そのなかでも、このアルバム「こころうた」は、NHKでおなじみの「のびろのびろだいすきな木」「はなのようなひと」などの名曲をはじめ、母から子へ、そして、かつてこどもだった大人たちへの、魂の子守唄がつまっています。
初めて聞いたのは、沖縄の気持ちよい風が吹き抜けるギャラリー「木創舎」さん。沖縄の初夏の風に吹かれながらアン・サリーの「そよかぜ」を聞いた時の、もやもやしていた胸の中を風と唄が気持ちよく吹き抜けていった爽やかな感覚が、今でも忘れられません。
私は100年後の地球をイメージするのが好きです。
そこは、私たち人間が自然とのコミュニケーション能力を取り戻して、生きもの達と人間達が調和の中に暮らす世界で、古くからの叡智と科学技術が組み合わさって、みんなが安心して暮らせ、子ども達の笑い声が響いています。
このアルバムを聴いていると、そんな場面をありありとイメージすることができます。
暗いニュースが続いたり、しょんぼりする出来事に出会ったときは、このアルバムを聴くと、行きたい未来、創りたい未来をイメージする力が湧いてきます。
出会えたことに感謝、の1枚です。
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