問いつづけて—教育とは何だろうか 林 竹二 径書房 1981-04-01 |
魂のロミロミだったのかもしれない・・・20年ぶりに林先生の著作を読み返して思いました。
学生時代、教職過程の自由研究で林竹二先生の世界に出会いました。当時、もう先生は他界されていたのですが、哲学者であり、
先生の真実の言葉、子供達に寄り添う姿勢に深く感動したのを、
それから、就職や転職、結婚や離婚など、
小学生でも大人でも、重い障害がある人でも、
真の学び(成長)とは、さびや垢のように、
先生の授業を受けている子供達の内面に起こっていることを鮮明にうつした写真― 見とれてしまうくらい美しい子どもたちの表情 ―が、
身体とエネルギーからアプローチし、積もったちりや埃を払い、クライアントさんの内にある自己治癒力を引き出すロミロミの世界観と、先生の哲学と実践は、形は違えど相通じるものがあり、林先生は哲学と教育で、数え切れない子どもたち、
40歳の今、再び出あった林先生の言葉・哲学・思想に励まされ、家族や友人、
絶版になっているものも多いので、機会があれば図書館で是非ページをめくってみてください。子育て、教育、全ての仕事の根っこにあるものを教えてくれる1冊です。