皆様
ALOHA こんにちは。
その出逢いは、いきなりやってきました。そして、毎日私と15分間の逢瀬を重ねる、爽やかで、質実剛健で、竹を割ったようなあいつ(年齢不詳)。「竹踏み君」と出逢い、すっかりはまっています(笑)
昨年末のぎっくり腰以来、定期的にお世話になっている整骨院の先生方に「MOMOさんの身体の硬さの原因の一つは、足裏のアーチの硬さにあるかもしれない。竹踏みとか、いかがですか?」と言っていただいたのが、そもそもの始まりでした。いつからあるか思い出せない、実家の古ぼけた埃だらけの竹踏みを引っ張り出して、乗ってみると・・・ぎょええーーーっ、なんですかこれはーーーっと思わず声が出るほどの痛みでした(^^;)
リフレを施術したり、リフレの講座で足裏の大切さを教えたり、また日々お風呂でセルフマッサージをしている私でしたが、うん十年ぶりに、全身の体重をかけて竹に乗った時の刺激といったら!!強烈でした。
竹の盛り上がりに土踏まずを乗せ全体重を預けると、内臓にずうんと響く感覚があります。全内臓といきなり回路がつながったような感覚を味わいながら、とにかく、一歩一歩を、ゆっくり、じんわり、味わいながらの竹踏み。
この、自分の根源に触れるような、自分の動物感覚が甦るような感覚はなんなんだろう・・・。衝撃的な出逢いでした。
そもそも、土踏まずは、私たちの祖先が気の遠くなる昔に、二足歩行を始め、身体をいまのような直立の姿勢が取れるように改造してきたことで生まれてきた、いわゆる、人間の証でもある部位。私たちは、足底の、土踏まず以外のポイントでバランスよく体重を支えることで、二足歩行を完成させて、それがこの重い大脳を支えることができた、とされています(類人猿にも、ハイハイの月齢の赤ちゃんにも土踏まずはまだありません)。
また、アーチ、いわゆる土踏まずの部位は、胃腸、腎臓、肝臓といった、人間の主要な内臓のゾーンが集中している場所でもあります。
故三木成夫先生の提唱された「内臓感覚」、生き物としての、生のいのちの感覚のようなものが、このゾーンを自分の等身大の体重で刺激し、その感覚を傾聴しているうちに、生々しく、みずみずしく甦ってくるような気さえしてきて、ぞくぞくします。
なまこや蛇を見ていると、生き物の成り立ちが消化管から始まることを実感するわけですが、蛇を見たときのようなエモイワレヌぞくぞく感、脊柱がぶるぶるっとくるようなBIOSな感じ、そんなものが、自分の身体の中に息づき、うごめいているなんて、なんて、センス オブ ワンダーなんだ(泣)・・・なんてことを考えながらの竹を踏む女子。
効果の程は・・・これまたテキメン。こちらはまた、続報でお知らせします。お楽しみに(^^)
ALOHA MAHALO