ALOHA こんにちは。
この5月で、うちの小さな愛しいOHANA(家族)のメイ(パピヨン♀)が17歳を迎えました\(^^)/
Hau`oli la hanau(お誕生日おめでとう)!
リンゴが健康の元と信じている父が毎日リンゴを与えたためか、私の毎日の「大好き、ありがとう」HUGとマッサージが効いたのか(かなり本人は迷惑そう)、はたまた、猫のように自由気ままな性格のためか(多分これが一番)、17歳の今も、ぴんぴん元気に走り回っています。
こどものいない叔母がずっとこどもとして犬を何匹も育ててきたため、私は物心付いた時から一緒に遊んでいたポメラニアンのチャッピーを、本当の従姉妹だと思って育ちました。
何故か人間に気を許してくれたオオカミが、人間と暮らすようになってから、気の遠くなるような年月が経っており、一説には数万年とも、もっと長いとも言われています。
異種の生き物がパートナーシップを組んで一緒に暮らし、進化してきたという稀有な関係の中で、お互いに得たもの、失ったものがあるといいます。例えば、人間は、番犬であり猟犬の犬と暮らすことで嗅覚や視覚のある部分を退化させ、犬は捕食者としての狩りの能力や牙が退化したとか。でも得たものはお互いに莫大な宝物 ー 相互信頼と安心安全だったと言います。
なかでも、人間が犬に教えられたことは、無償の愛情ではないか、と米国人作家ジェフリー・M・マッソン氏は著書「ヒトはイヌのおかげで人間になった」で語ります。見た目やお金をもっているか否か、障害の有無や、機嫌などに関係なく、尻尾を振り、変わらぬ愛情を示し、最期まで友人でいようとします。その在り方を、私たち人類は学んだのではないか、と言う研究者が最近何人も現れています。
だとしたら、本当に納得☆人間は知能とハートのバランスが、とてもアンバランスな進化を遂げてしまいました。そんな私たちの多くが、ハチ公の話をはじめとする、忠犬の話に涙するのは、犬達の無償の愛に支えられ、生き延びてきた私たちの、そんな犬達への憧れの感情が刷り込まれているからではないかしら、なんて思います。
犬とはじめとするパートナーアニマル、一定の距離を尊重して同じ地球に生きているすべての生き物はOHANA(最近は蛇もげじげじも入りました(^^;))なんだなと感じる時、孤独感や不安から解き放たれ、とても大きなALOHAな気持ちになることができます。
これを書いている今も、17歳までOHANAとして暮らしてきたメイの、安らかで大胆ないびきを聴きながら、とてもとてもPEACEFULでALOHAな気持ちでいっぱいです。
ありがとう。メイ。ずっと、仲良しでいようね。最期の日までずっと愛してるからね。
ALOHA MAHALO
ヒトはイヌのおかげで人間になった ジェフリー・M・マッソン 桃井緑美子 飛鳥新社 2012-11-23 |