Home > 女神愛づるもの
選択の科学
選択の科学 選択の科学
シーナ・アイエンガー 櫻井 祐子

文藝春秋 2010-11-12
売り上げランキング : 347

Amazonで詳しく見る by G-Tools

「自己選択」というと、日本ではとても固い、重いイメージになってしまいますが、所変わってアメリカでは、ご存知の通り、選択できないと窒息してしまうというくらい、個人の選択に重きが置かれ、選択できる自分を誇りにしています。

好むと好まざると、私たちの人生は、一瞬一瞬が、小さな選択の連続です。

何を食べるか、何を着るかといった目に見えるものから、受け入れるのか、意見を伝えるのか、手を差しのべるのか見てみぬふりをするのかといった日々の人間関係、今日一日をどんな自分でいるかといったことまで、私たちの人生は数え切れない位、毎瞬の選択でできています。

本書は、そもそも「選択」は、何に基づいて行なわれるのか、人によって、文化によって、「選択」の意味はどう違い、何が根拠になっているのか、ということを、様々な臨床データをもとに検証したとても興味深い本です。先日BSでその授業の様子が放映されたので、ご存知の方も多いかもしれません。

インドのシーク派という個人より伝統を重んずる文化と、アメリカという自己選択こそが美徳とされる2つの文化の狭間で育った著者は、独自の視点から様々な仮説を立て、臨床実験をしていきます。そして個人の「選択」にそれぞれの文化がどのように影響を与えているかということから、そもそも「選択」するということは人間にとってどういうことなのか、ブローバル化する社会、経済の中で、「選択」をするということが、どのような意味を持っていくか、という幅広いテーマまで、意欲的に論じています。

幼少期のほとんどをアジアと西洋文化で育ち、父母は北関東出身…様々な価値観が交錯する環境の中で育った私に、とても興味深く、なるほど!だからか〜、といろいろ納得しつつ、面白く読みました。

特に興味深かったのは、アジア系、中でも日系の子供たちは、母親の好みやグループの総意がその選択に大きな影響を持っていることが証明された実験。自分がしたいこと、選びたいものに母親や社会の目、属するグループの総意が無意識に強く影響されているというのが、いかにも日本人らしい、よく言えば奥ゆかしい、悪く言うと主体性というものが曖昧な性質の所以なんだなあと、面白く読みました。また、自己選択に適した選択肢の数、閾値というものがあるという実験結果も、非常に興味深く、ビジネスや子育て、様々なシーンで参考になります。

個人の「選択」がどれだけの比重をもつかは文化的な相違があるにせよ、根本的に、いのちあるものは、自己選択の積み重ねで生きています。一瞬の選択が生と死を左右してきた、気の遠くなる長い生命の歴史ゆえに、自己選択することは、DNAに組み込まれている、大切な能力・要求であり、自己選択することでこそ個体の生命力を強くていく性質自体は、どの生き物も、どの社会においても、同じだと言います。

社会情勢が刻々と変化し、情報が満ち溢れ、親の世代の生き方を踏襲することがもはやお手本にはならなくなっている時代。私たち一人ひとりが、主体的に、意識的に「選択」というものをしていかなくてはいけない時代になっています。

Hawaiiにいたときも、なんども耳にした言葉は「ALOHAでいることを毎瞬毎瞬、自分で選択するんだよ」。ALOHAという愛に満ちた楽園も、優しさ、調和、快活さ、謙虚さ、忍耐強さの選択の積み重ねの上に作られるということを、Hawaiiの人はよく知っています。

自分が何を基準に選択してきたのか、そして、これから何を基準に何を選択し、自分の人生をクリエイトしていくのかを考える上で、とても参考になる本です。

 

 

 

 

 

 

GREAT LOVER
GREAT LOVER―幸せな恋人になるための愛し方とSEXの方法― GREAT LOVER―幸せな恋人になるための愛し方とSEXの方法―
ルー・パシェット 浅香 まりこ

イースト・プレス 2004-08-20
売り上げランキング : 339504

Amazonで詳しく見る by G-Tools

散々散々迷った挙げ句(笑)…やはり勇気をもってご紹介したい1冊です♪

本書は女性のライターによる、女性がもっとポジティブに、主体的に、パートナーシップを深めるための大切な愛の行為として、love makingを実践し享受するための手引書です。

ライター自身の体験はもちろん、様々な男女にインタビューを重ね、本当にお互いが心ゆくまで相手を愛おしみ、一つになるための方法…自分が受け取るだけでなく、相手の感受性を高め、お互いたっぷり愛を高め合うにはどうしたらいいか…と言う視点で、cuteなイラスト付きでlove makingの方法が書かれています。

電車の中で読むには相当ドキドキものですが(オススメしません(笑))、巷の同種の本とは全く違い、文章がPOPかつエレガントで、相手への思いやりや愛情に満ちたlove makingの大切さを、女性の視点から優しく教えてくれます。

仕事柄、お客様から、love makingに関するお悩みをうかがうことも結構ありますが、日本ではlove makingに関するきちんとした教育を受ける機会が少ないことや、男性の女性へのサポートの成熟度は、残念ながら高いとは言えないレベルにあると実感します。

いいlove makingをした後は、女性だけでなく男性も、オキシトシンと言う「安らぎ・つながりホルモン」が放出され、お互いへの愛おしさが増すことは、科学的にも証明されています。

恋はいつか必ず醒めるけれど、幸せなlove makingをすることでその情熱を愛に育てていける確率が高くなり、家庭も優しいALOHAな雰囲気に溢れる…古今東西に通じる法則です。

以前ご紹介した「ハワイアンリラックス」にも、ALOHAを込めて愛し合うことの大切さ、喧嘩した回数より愛し合う回数が上回っていれば、幸せな家庭が持続し、健康もずっと高まることがデータを元に書かれています。

奥ゆかしい日本人の女性には、ちょっとだけ勇気がいるかもしれませんが、love makingに限らず、自分が自尊心をもって主体的に何かに、誰かに愛をもって関われば、世界は全く違ってきます♪

今までこの本をお貸しした友人も、お客様も、みんな大盛上がりの大フィーバー(笑)。明るいlove makingガールズトークが、必ず繰り広げられます(笑)。

love makingのことは、人生の中でとてもとても大切なこと。決して茶化したり、粗末にしたり、また必要以上に隠したりするのでもなく、大切な、お互いを高めて満たす、人間に与えられたblessingとして自らの意思で享受するもの、と自分にインストールし直すことは、21世紀のすべての女性にとって必要なことではないかと思います

 

現代坐禅講義ー只管打坐への道
現代坐禅講義―只管打坐への道 現代坐禅講義―只管打坐への道
藤田 一照
佼成出版社 2012-07-24
売り上げランキング : 76930Amazonで詳しく見る by G-Tools

いつの頃からか、「手放す」が、私の人生の中の大切なキーワードになっていました。

断捨離のストイックなスパっとした感じとは違い、掴んでいたものからふと手を離す、こだわってきたものへのフォーカスを緩めてみる、これが自分だと思っていた自分からそっと抜け出してみる…そんな感じの「手離す」です。

30代半ば、ある日ふと気がつくと、努力して身につけ、手に入れてきたものが、蚕の繭玉のように織り重ねられていて、身動きがとれない状態になっていました。

なんとかこの状態から自由になりたいと思い、様々な模索を始めて、最後に辿りついたのが 「手放す」 ことでした。

そんな私が藤田一照さんの坐禅指導に惹きこまれたのは、偶然ではなかったと思います。

本書の著者で、私が坐禅指導を受けている藤田一照さんは、サンフランシスコ禅センターで曹洞宗の僧侶として、論理的な西洋人を相手に坐禅の世界をどう説明し、どう体感させるかを、長いこと模索し続けてこられた方です。

そんな一照さんの坐禅指導は、かなりユニーク。型から入る修行的な坐禅や、「思い」をなくそうなくそうとする努力をまずやめて、身体という大自然を信頼してみませんか、と一照さんは薦めます。

脳だけがアクティブになりすぎた現代人の私たちは、脳が作り出した 「思い」 に囚われ、日々四苦八苦しています。ならば、脳を静かにさせようと、脳でがんばるのではなく、脳以外の感覚器 「目 鼻 舌 耳 皮膚 身体感覚」をバランスよく開いた状態に身体を調えて坐ることで、脳の使用比重を少なくすると言うアプローチが有効なのではないか、と一照さんは説かれます。そうして見えてくる豊かでリアルな世界こそが、道元禅師が目指した坐禅に近づく道なのではないか。

本書では様々な分野のボディーワーカーの方との対談を通して、一照さんがたどりづいた新しい坐禅の世界が生き生きと語られています。

そして実際のご指導も身体をほぐしすボディワークをたっぷりしてから、静かに坐禅に入るご指導をされています。(詳しくはコチラ

先日参加したお話会では、脳以外の感覚を開くために必要なのは、まず「身体の感覚をそのまま感じて」、そのことを 「許す」 ことだと言うお話をされていました。

小さい頃から誰かの決めた基準や正解に、自分を照らし合わせて生きることを求められ、それが染み付いている脳や身体にとって、「自分の感受性で感じるままに」 と言うのは、かなり新しいチャレンジです。

機会をみつけては坐禅を家でもトライしますが、なかなかどうして、繊細な感覚を研ぎ澄ます努力と自分自身への忍耐強さを要求される、ビッグチャレンジです。

でも…ごく稀~にいい状態で坐れる時があります。

そんな時は、必要なものはもう充分この「素のままの自分」の中にあるんだなあ、新しいものを手に入れる必要も、自分以外の何者かになる必要もないんだなあ・・・そんな豊かな感覚と安心感で身体が満たされます。

もちろん日々の生活の中で、また様々な要求や欲求に翻弄されるのですが(笑)、ここに帰ってくればいいんだと言う着地点、ニュートラルな裸の自分に戻れる豊かな時間を、自らの身一つで作れることを知るだけで、安心して迷ったり、挑戦したり、失敗したりして、自分をバージョンアップしていける気がします。

先日のお話をいただいたのは誕生日の夜だったため、帰ってからの坐禅の時間は、自分への何よりのプレゼントになりました♪

坐禅に興味がある方だけではなく、身体や心と向き合う新しいアプローチを探していらっしゃる方にオススメの1冊です。

しあわせの花飾り -ハワイアンレイ・メイキング
しあわせの花飾り―ハワイアン・レイメイキング しあわせの花飾り―ハワイアン・レイメイキング
UMAHANA
ポプラ社 2008-06-10
売り上げランキング : 139950Amazonで詳しく見る by G-Tools

ハワイと言えばフラダンスとレイ…と言うくらい、レイは私たち日本人がよく思い浮かべる、ハワイのイメージそのものですよね。

ハワイでは、フラやお出迎えの時以外にも、日常的にレイを贈り合う素敵な習慣があります。

誕生日などのお祝いごとはもちろん、友人に久しぶりに会う時、また人間同士だけでなく火山や岩にも…大切にしている誰か、何かに、香りのいい美しいレイをALOHAを込めて贈ります。レイを身につけた瞬間に、誰もが最高の笑顔になる、素晴らしいギフトです。

本書は、そんなレイを、日本の花で素敵に編み上げている男性アーティストの大谷さんのレイの紹介本。著者の花への思い、レイ作りを学ぶ中で得た素敵な体験や想いを、優しい言葉でシェアしてくれます。

私が中でも好きなエピソードは、実験のため様々なレイを作りかけのままにしていた大谷さんに、「レイは完成させて円にしてこそ意味があるもの、でないといのちを無駄にしてしまうのよ」 と教えてくれる方がいらして、大谷さんが大切なことに気が付いたというエピソード。

全てのいのちがALOHAでつながり、円環していることを知っているハワイの文化を象徴する深いエピソードだなあ思いました。

著者が作った素敵な日本のレイを、日本の生花農家の方、友人の方々などが身につけた素敵な写真は、皆さんの笑顔が素晴らしく、女神様のようです。

ちなみに
私自身の忘れられないレイ体験は、自分の心身を立て直すためにハワイに3ヶ月滞在した時のこと。

うちの小さなOhanaにも☆

うちの小さなOhanaにも☆

当時の私は、離婚を体験したばかりで、美しいハワイにいても悲しみや不安、自分を責める気持ちをいつも胸に抱えていて、自分を大切にする気持ちをすっかりなくしていました。

そんな時大切な友人が、レストランに連れていってくれ、レイを売りに来てくれたお姉さんの籠から一番美しいレイを選んで、フワッとかけてくれました。

首にかけた瞬間 「思い出して、あなたは大切な人だよ」 と世界中から言われたような気がして、言葉では表現しきれない、優しいALOHAなエネルギーで包まれ、心の深い部分にあった何かがほどけるのが分かりました。

今でも思い出すと、その時と同じ暖かい気持ちになれる、宝物のような大切な思い出です。

そのレイをかけてもらった時の気持ち…自分自身がとても大切な存在で、世界が祝福してくれていると言うことを、全ての人に思い出して欲しい…そんな思いでロミをしています。

フラの人気とともに、日本にもレイを贈る習慣ができたらいいなあ…そんな夢が広がる、ALOHA感100%になるレイの本。是非手にとってみてくださいね。

 

女性力を高める薬膳ごはん
女性力を高める薬膳ごはん ~心とからだを元気にする養生の知恵~ 女性力を高める薬膳ごはん ~心とからだを元気にする養生の知恵~
鳥海 明子 邱 紅梅
マイナビ 2013-03-19
売り上げランキング : 99813

Amazonで詳しく見る by G-Tools

保育園でこどもたちと毎日お給食を食べる幸せな生活をしていたためか、食養生、医食同源の考え方が、いつの間にか自然に身体に入っていた気がします。

今食べているものが、10年後の身体をつくるのよ・・・栄養士さんに言っていただいた言葉。40歳の今、身体に大きな症状などなく、健康に過せているのは、10年前のお給食のお陰だなあ、としみじみ感謝しています。

東洋医学では、「元気」の「気」は、2つの「気」から成り立っていて、一つは個体として持って生まれた「気」で(どれだけの生命力をもって生まれたか)、腎が司ります。 もう一つは、食べ物や環境など外から得る「気」、中でも食べ物はとても大切で、西洋にも「You are what you eat」 という言葉もあるくらいです。

私が薬膳の効果を本当に実感したのは、沖縄に住んでいた時に、友人で料理の達人のポールさんが、手作りのハーブをたっぷりつめたサムゲタンを作ってくれた時。当時慣れない環境、暑さバテなどで、心身が弱ってきていたところだったのですが、いただいたその日に大量の発汗をして、その次の日には身体が驚くほど軽く、エネルギーがみなぎる感じを全身で実感でき、本当にびっくりしました。

その体験から、ちょくちょく、薬膳の本を買って、自分の体調に合わせて自分の生活に取り入れられる料理や東洋的な養生を、コツコツ覚えています。

その中でも、最近出会ったこの本は大のお気に入り☆

身近な食材で、でも、薬膳感(?(笑))もある美味しそうなレシピに加え、東洋的な身体の観方から、症状別レシピ、季節ごとのレシピなどがとてもわかりやすく紹介されています。

そして、なんといっても、女性の強い味方、漢方医の邱紅梅先生と、国際薬膳士の鳥海明子さんの対談が、本当に最高♪です。

妊娠を望む女性の相談にのり続けてきた先生の 「妊娠するしないに関わらず、女性力はすべての女性に備わっているもので、それを引き出すし、高めていくことは、女性を美しくしますし、更年期まで元気でいられます。」のコメントには、最近私もそれを実感したばかりなので、そうなんですよね、そうなんですよね、と力強く膝をうってしまいました(笑)

また、鳥海さんは年齢が同じこともあり、40代に入ってからの感じ方などに深く共感し、私だけじゃないんだ、ととてもほっこりし、そして、励ましをいただきました。

妊娠した女性の養生に加え、妊娠していない女性の養生が載っているのも、他では見られない特徴で、女性の人生をトータルに、柔和でしっかりした素材でサポートしてくれている感じで、とても元気がでる一冊です。

白きくらげとナツメのデザート

白きくらげとナツメのデザート

早速私も薬膳デザートを作り、71になる女性の大先輩の母と二人、ほくそ笑みながらいただきました(笑)。

邱 紅梅先生の「春・夏・秋・冬自分で不調を治す 漢方的183のアイディア (オレンジページムック) 」も、イラストもなにもかも可愛くて大好き☆私のバイブルの1つです。

全ての年齢の女性に手に取っていただきたい 「美味しく女性力がUPする」魔法の書、是非ご一緒に女性力をUPして参りましょう

 

 

GUITARS
GUITARS GUITARS
GONTITI
ポニーキャニオン 2001-03-14
売り上げランキング : 31843Amazonで詳しく見る by G-Tools

今年は、いきなりの梅雨明け宣言、そして夏…あっという間の展開でしたね(笑)

梅雨の時期にしとしと雨が続くとうっとうしいけれど、から梅雨だったらやはり物足りない、消化不良感が残る…人間って妙な生き物ですね。

さて、初夏のサロンに欠かせないCDといえば、ハワイアンとゴンチチ。

ゴンチチファンだけでなく、初めてゴンチチのアルバムを買う人にオススメなのがこの「GUITARS」、ゴンチチのお二人の、GUITARへの愛がたっぷりたっぷり込められた秀作です♪

私がゴンチチのアルバムを聴き始めたのは、就職してようやく自活できるだけのお給料が貰えるようになり、一人暮らしを始めた頃でした。

当時実家があった吉祥寺から府中へ、目と鼻の先への引越し(笑)。友人達に軽トラを出してもらい、いそいそと実家を後にしたのが、ちょうど今くらいの時期でした。

ものすごい自由感と、それと手を繋ぐようにやってきた孤独感、開放感と閉塞感、大人になったと言う気持ちとこんなに子供だったなんてと言う気持ちと…。

昔かたぎの父の反対を押し切っての一人暮らしだったため、何があっても弱音は吐かないぞ、なんて意地を張ったりして…(笑)。

そんな色々な相反する気持ちを抱えて過ごした夏に、ふと手にしたゴンチチのアルバム。

浮遊感や楽園感の漂うサウンド、それでいてどこか切なさを伴うノスタルジーな日本の夏にしっくり来るゴンチチの音楽が、なぜかその時の心境にピッタリはまり、クーラーの利かないサウナのような部屋で、毎日聴いていた夏を今でも思い出します。

この「GUITARS」はそれから更に数年後の発売だったのですが、甘くて優しく、軽やかに洗練されて、でもやはり何処かにノスタルジーを秘めた曲の数々が、この時期にピッタリのCDです。
(昔のゴンチチのCDは結構マニア向けの曲も多かったのです)

ゴンチチの音色を聴く度に、初々しくて、未熟で、精一杯背伸びしたあの頃の自分に出会った様な気がして、口元に照れ笑いが浮かびます。

初夏を彩る1枚、是非聞いてみて下さいね♪

SOURCE
ソース―あなたの人生の源はワクワクすることにある。 ソース―あなたの人生の源はワクワクすることにある。
マイク マクマナス ヒューイ 陽子
ヴォイス 1999-10-01
売り上げランキング : 1561

Amazonで詳しく見る by G-Tools

いつの頃からか、星のめぐりを1つの羅針盤に生きています。

昔は、占星術を、否定はしていなかったけれどそこまで信頼をおいていませんでした。沖縄に住むまでは。

リトリートセンターの立ち上げの仕事で、1年半ほど海がすぐ側の南城市に住んだことがあり、潮の満ち干のパワーと、心身への影響力を身を持って知ってからは、星の運行と私の生活が一つになりました。

月にさえ影響を受けるのに、まして惑星の影響を受けないはずがあろうか、否、みたいな(笑)

さらに今をときめく星読みの名手石井ゆかりさんの男前でエレガントな文章で綴られたblogを生活に取り入れてからは、占星術を能動的に使っています。

石井さんの2013年の下半期の星読みによると、蟹座の2013年は12年に一度の大きなターニングポイントで、種蒔きの時期になるとか。むむむ。

ポイントは、自分が心の底から好きなことやワクワクすることに焦点を絞って、真剣に、がちに模索することだそうです。

人に喜んで貰うのが大好きな蟹座は、自分を後回しにしてしまい、気づいたら自分のやりたいことを見失う傾向が強いので(耳が痛い(^_^;))、今年の下半期からの1年は、自分の好きなこと、情熱を傾けるべきことを、真剣に再発見する大切な時期だとありました。

ならば、と久しぶりに「SOURCE」を読み返しています。

この本に出会ったのは、約9年くらい前。

自分が心からワクワクすることを知り、バランスよく、でも1つも妥協せずに丁寧に実行することで、自分のSOURCE(根源)と繋がった、本当に喜びに満ちあふれた人生をいきることができると、著者のマイク=マクマナスは説き、ご当地アメリカはもちろん、日本でも多くの人が影響を受け続けています。

私も強い衝撃を受けた一人で、守りに入る人生をやめる決意をして、自分の根源と繋がって生きる方向に、ハンドルを大きく切ったのでした。

読んだ直後だけ高揚する自己啓発本や、実践を欠いたスピリチュアル本でもなく、私たちが夢を生きるのを邪魔する思い込みが丁寧に吟味されていて、最初の1歩をどう踏み出すか、金銭的にどうバランスをとっていくかなどを、著者は情熱的で的確な文章で順序立てて説明していき、私たちの背中を優しく力付く押してくれます。

古代三大賢人の一人、ソクラテスの「善」の定義は、いわゆる一般的な善悪ではなく、自分自身の魂の求めているものを知ることでした。

その善を知らないまま生きていることに気づき(無知の知)、世間的な常識や自分の思い込み(ドクサ)を丁寧に、時には突き詰めて吟味していく作業こそが人を真の知識人に導く…と、ソクラテスはすべての身分の人間に説いて歩いたといいます。
(「若く美しくなったソクラテス」林竹二より)

それは当時の人々にもやはり衝撃で、世間一般から外れる生き方の奨めだったため、ソクラテスは危険視され死刑になりましたが、21世紀を生きる私達は、自分の根源=ワクワクすることを探して、模索しても死刑にならないきるありがたい時代にいます(笑)。

もちろん、それでも人生はいつも順風満帆にはすすまないし、人と違う生き方をする以上人知れず泣く夜もあるし、頭をフル回転して、意識的に生きる必要はあります。

でも、「 人生は壮大なる実験の場 」 (ハワイで出会った友人、ナバウイの言葉)

そして、自分の人生の運転席に坐るのは、自分自身。

人生の最期まで、例え100万回泣いても、自分の魂、自分のワクワクに忠実に生きたい…と、最近改めて思います。

発売以来何年経っても、まだ店頭に置かれているところが多いので、是非皆さんも、一度手にとってみて下さい(*^o^*)

喜びに満ちた人生に向けて、きっと人生が動き始めます。

問い続けてー教育とは何だろうか
問いつづけて—教育とは何だろうか 問いつづけて—教育とは何だろうか
林 竹二

径書房 1981-04-01
売り上げランキング : 456236

Amazonで詳しく見る by G-Tools

魂のロミロミだったのかもしれない・・・20年ぶりに林先生の著作を読み返して思いました。

学生時代、教職過程の自由研究で林竹二先生の世界に出会いました。当時、もう先生は他界されていたのですが、哲学者であり、宮城教育大の名物学長であった林先生は、子供たちの魂に寄り添い、揺り起こし、自己と向き合うきっかけを与え、魂の次元をあげていくのが教師の役割だ…と言う自らの教育哲学を実践するため、晩年になってから全国行脚授業を始められました。

先生の真実の言葉、子供達に寄り添う姿勢に深く感動したのを、今でも覚えています。

それから、就職や転職、結婚や離婚など、人生の様々な波を乗り越えて、昨年、ひょんなことから林先生の本と再会し、今改めてそのしごとの深い意味がわかってきました。

小学生でも大人でも、重い障害がある人でも、落ちこぼれと言う枠組みに入れられてしまう子供達も、みんな、内に学び(成長)への深い渇望があること。
真の学び(成長)とは、さびや垢のように、いつの間にかこびりついた先入観や価値観、思い込みなどに光をあてて、疑いをもち、丁寧に吟味し、自分にとっての真実を探っていく作業…葛藤の末のカタルシス(浄化)の過程だと、林先生は言います。

先生の授業を受けている子供達の内面に起こっていることを鮮明にうつした写真― 見とれてしまうくらい美しい子どもたちの表情 ―が、なにより先生のしごとがなんであったかを教えてくれます。

身体とエネルギーからアプローチし、積もったちりや埃を払い、クライアントさんの内にある自己治癒力を引き出すロミロミの世界観と、先生の哲学と実践は、形は違えど相通じるものがあり、林先生は哲学と教育で、数え切れない子どもたち、大人たちの魂のロミロミをされていたんだなあと思ったりします。

40歳の今、再び出あった林先生の言葉・哲学・思想に励まされ、家族や友人、クライアントさんのもつ内なる力をより信頼し、真実のニュートラルな自分で、身体に触れたり接したりすることができるようになりました。

絶版になっているものも多いので、機会があれば図書館で是非ページをめくってみてください。子育て、教育、全ての仕事の根っこにあるものを教えてくれる1冊です。

OHANA ukulele duo
オハナ~ウクレレ・デュオ オハナ~ウクレレ・デュオ
オータサン&ハーブ・オータ・ジュニア

ビクターエンタテインメント 2006-06-16
売り上げランキング : 5364

Amazonで詳しく見る by G-Tools

今年の冬は例年になく寒く、長い冬となりましたが、その分春が訪れたよろこびはひとしおでしたね!

春から夏、初秋にかけては絶好のハワイアンミュージックの季節です(^^)ということで、久しぶりのCD紹介です。

私は特に、夕暮れ時、虫の音が聞こえる頃にハワイアンミュージックを聴いていると、ハワイで過した懐かしい時間が甦り、ウットリ気分になります。

ハワイアンミュージックの中でも私のお気に入りはウクレレだけを使ったシンプルなもの。

ウクレレといえば、オータサンの名前で世界中に知られる天才ウクレレ奏者、ハーブ・オータが有名ですが、私はその息子のハーブ・オータJr.の独特の甘い演奏に魅了されて、Jr.からお父さんのハーブ・オータを知ったという逆パターンでした(笑)。

このCDは、そんなGiftedな親子2代、それも二人だけ、ウクレレだけの夢の共演アルバムです。

親子で同じ道を選ぶ・・・時には恩恵だけではなく、様々な葛藤もあったことと思いますが、それを経てプロとして活動してきた親子が、一つの音楽を、このような優しい音色で、時には「このテクニック、どう?」とお互いに茶目っ気を出しつつ奏でているこのCDは、「OHANA」というタイトルに相応しい、素晴らしい逸品です。

私の大好きな「AKAKA FALLS」はもちろん、「SANOE」「E MAMA E」「KU’U HOME」「KU’U IPO  I KA PUE ONA」など、スローでメローな曲目が多く、聴き終わるころには、もう、ウットリの一言。

ドライブに、海辺のお供に、お家カフェに、サロンに・・・どのシーンにもオススメの1枚です。

是非聴いてみて下さいね。

 

 

 

観光コースでないハワイ―「楽園」のもうひとつの姿
観光コースでないハワイ―「楽園」のもうひとつの姿 観光コースでないハワイ―「楽園」のもうひとつの姿
高橋 真樹

高文研 2011-06
売り上げランキング : 364495

Amazonで詳しく見る by G-Tools

久しぶりのハワイもののご紹介です。

ハワイに行ったことがある人で、ハワイが大好きにならない人はいないと思いますが、そんな地上の楽園ハワイのもう一つの顔を紹介した本はとても少ないと思います。

本書はハワイの 「もう一つの顔」 の現状だけではなく、その現状をALOHAスピリットをもって、良い方向へ変えていこうとする人々の活動を丁寧にとりあげて紹介してくれる、貴重な 「本当のハワイ」 のガイドブックです。

私のクム、ディェーン・シルバは、ネイティブハワイアンであり、以前優れたリサーチャーとしてハワイの自然や遺伝子組み換えについての調査を行っていたこともあるため、ロミロミの話やハワイの文化についての話の中で、ハワイがハオレ(白人)にどれだけ騙されて土地を取り上げられてきたかという悲しい歴史やハワイの文化がどのように抑圧されてきているか、そして、今ハワイの植物がどれだけ遺伝子組み換えの危機にさらされているかを伝えてくれます。

いつもは陽気で穏やかなクムの顔も、そうしたストーリーを語る時は、静かな口調の中にやりきれなさ、怒り、哀しみがにじみ出ていて、私たちも本当に心が痛みます。

ハワイは楽園であると同時に、大企業による開発大国であり、モンサント社による大規模実験農場が散在する島であり、沖縄と同じく基地の島です。

また、多くのネイティブの文化の人々と同じように、聖地に基地を立てられ、軍の廃棄物を捨てられ、魂の畑を荒らされ、ハワイ語すら禁止された歴史や、誰のものでもなかった土地を島外のお金持ちに私有されて、貧困やホームレスの生活を余儀なくされる人々が大勢いる現状を抱えた島でもあります。

でも、ALOHAスピリットと誇りは脈脈と生き続けていて、大地や人同士の絆をつなぎなおすことで、ハワイを元の自然と人がALOHAでつながった真の楽園に戻すために、強い信念をもって活動している人たちがたくさんいます。

この本では、そんな人々の活動が丁寧に紹介されていて、ハワイを愛する人たちだけではなく、平和で調和的な社会を目指す全ての人々にとって、「そうか、そんなやり方があったのか」、「そういう考えで平和をつくっていこうとしているのか」 「こんなツーリズムを実践できるのか」 と目からウロコのヒントがたくさん紹介されています。

私が特に感動したのは、沖縄の普天間問題でゆれた2010年に、ハワイでも大規模な 「基地反対」 のデモが開催された話。「(基地は)ここにも、あそこにも、どこにもいらない」 「ジュゴンを守れ!」 などのプラカードをもって、遠くハワイの地でも、若者達が 「基地はいらない」 という思いで行動している・・・。「沖縄から移転してくれれば」 「日本のどこかの県で痛み分けをすべき」 「同じアメリカなのだからグアムでいいじゃないか」 といった狭い視野ではなく、「この大地に基地はいらない」 と堂々と謳い上げるハワイの活動家の考えに、もろ手を挙げて賛成! 涙が出ました。

ハワイの独立を目指すポカ・ラエヌイの話として紹介されている 「みんなが共存していくことが一番大切なのだから、民族的に誰がハワイアンかという議論は、あまり重要ではない。・・・作りたいのは、現代に合った民主国家なんだ」 (本文より)という言葉に、たった一つの大地に、ALOHAをもって生きる地球人としての誇りと、大切なエッセンスが詰まっている気がしました。

是非みなさんに読んでいただきたい本です。

ハワイに行ったら是非こうした活動にも参加してみてください。ハワイがもっと身近に感じられ、またハワイがもっと身近に寄り添ってくれることと思います。

著者の高橋さん、すてきな贈り物をありがとう!

 

 

 

 

 

 

Life with ALOHA. Copyright © 2010- Aina Hanau All Rights Reserved.